今更ながら、書き終わりました。一応上げておきます。
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92.2km地点で、リタイヤしました。
理由は、色々。
走りきれなかったのでは、無く。
自分からリタイヤを
『たられば』は書かないようにします。
■そもそも、どんな作戦だったか
Start-3Aまでは斑尾でほとんど知っているところテンション上がるところ
なので、気分は上々に、一方で積極的に「抑え」のペースで延々と。
3A-5Aまでは、全く走ったことがないので、
主観斜度センサーで走る斜度なのか、歩く斜度なのかをコントロールするイメージ。
5Aに、16時着予定にしてました。
5A-6Aは、ペーサーと会えれば元気だろうと思って、あんまり意識しませんでした。
どうせ足場悪いし、ここでケガしても。。。なので、ペーサーとのペースのリンクを
テーマに走るでした。
6A-8Aは、ガッツリ走れるし、ペーサーともこの永きにわたる運命を受け入れた後なので、
2時間以内で8Aに着けると思っていたので、6Aの到着が21時前であれば、
タイム的にはOKだと思っていました。
8A以降は、根性。昼夜会わせて5回登ってる瑪瑙山。どうせ辛いけど、
終わりが分かっているので、8Aからスタートできれば、行けると思っていました。
■実際には。
# Start ~ 1A(18km)、2A(23km)
実は、スタート前に装備を変更。
Patagonia Air Flowではなく、ARC'TERYX Phase SLへ。
とにかく積極的な歩き。スキー場は相手にしない。朝焼けで感動してるくらいが良いと思っていました。
下り気味のシングルトラックとか、アスファルトとか、直前に芦屋の鍼灸のとい先生と話していた
キリアンの走り方、重心を下部に安定させて、頭の位置を変えないで省エネかつ、最短距離の移動で
遅くはない下り方を。平地は、ジョグ以上では絶対走らない。
だいたい3Aまで、芦屋のお友達と横浜のお友達と走っていたので、ツールドフランスみたいに
トレイン組んで、誰かがペース作りながら、後から「抑えて」とか言う感じで結託してました。
バンバン抜かされてると思いきや、すっごい人数の人を連れて走っていることに気づいたのですが、
これだけの人数の人が
「これを抜いたら、オーバーペース」
「これより遅いのは不安」
ってペースだったか?と思うと、だいぶ成功だったかなと思います。
斑尾の登りも、『歩いてて回復する』レベルで歩いて行きました。
2Aの時点で、周りの人たちの試算から30分の貯金。
僕は、タイム気にしてませんでした。キタタンから適当なタイム設定はしないと
決めていまして。。。追われて、序盤飛ばしてしまいがちなので。。。
2Aのアシスタントポイントで、着替え。Patagonia Air Flowのsleeve lessへ。
関川の時点で暑くなることを信じて。
横浜のお友達が早々と旅だってしまうなか、ベスパ、 ZENなどを入れる、
2A用のエネルギーを摂取して、水の汲み替えなど、かな様にやっていただいて
混んでるエイドは無視して、次へ。
#2A(23km)~3A(38km)
シングルトラック、そして、去年の斑尾50Kの魔の袴岳。
走りやすいけど、ジョグでも気持ちいいからこそ、芦屋勢との結託して話しながら
進みました。ぬかるみも、NewBalance MT101GTEは確実にグリップ。inov8 タロン212よりは
グリップしてなかった気がしますが、ソールが固い分、楽に走れてたかな?と。
ここまで、全く長くも何とも感じずに、3Aに到着。
むしろ、2A~3Aは、今までの斑尾50Kの思い出と、しりとりしながら走ると
ペースが早くなってしまうという発見をして、3A。
3Aでは、MRHCのペーサー、アシスタントのみんなが出迎えてくれて、
少し休憩。トマト食べて、ZEN、ベスパ入れて、関川初体験へ。
#3A~4A
大腿四頭筋、腹斜筋あたりがシビれてきた。。。
関川、今までいっしょだった、MRHCのメンバーに全くついていけない。。。
脚が上がらず、歩く、ジョグとも呼べないトボトボ走るしかできない。
なぜ?なぜ?
と、思いながら進むことだけ考えて、歩いたり走ったり。
ここで、ちょっと寒くなった。スリーブレスにせんでもよかったか?
montain スリップストリームJKTは持っていたので、着て寒さ対策。
この時間から、心拍が上がってないと寒くなる感じ。
土管の急登。びっくりした。
これも、登りながら回復できるくらいの歩きで。
結果、3Aから4Aまでで、腹斜筋は痛くなりだし、モモは痺れたまま。。。
4Aに入る。
アクタさんっ!見つけると、「あっ!彼女にペーサーやらせる、ひどいヤツだ!」
なんて、アクタさんに言われたりして、カラダのコトを伝えると、
腰のそれ、外して楽になったら?って言われて、外してみると、スっとしてきて。。。
思えば3Aで止まっている時に一度ウェストベルトはずして、
「これから、関川っ!」なんて気合入れて締め直した。。。時間が経って、
腹圧下がって、内蔵下がってきて締め付けたか。。。長く走るとこうなるってコトを
知らない経験不足。。。
4Aでは、別のメンバーのサポートにむかっていたため、サポートメンバーには会えなかったものの、アクタさんに腹筋へのテープ、ふくらはぎへのテープと、お土産(笑)と、「誰よりも荷物背負ってないんだから、行けるでしょ?」のおコトバをもらい、ペーサーかなさまの待ってる5Aへスタート。
#4A~5A
あんまり覚えていない(笑)
ただ、スゴく長かったコトを覚えています。4Aのスタートが15時近かったので、16時に到着は無理と判断。
17時に着けるか?と思い、痺れがとれたものの動きの悪い腹筋、大腿を無理やり動かしながらのスタート。
あまりペースをあげられず、エネルギーもかなりギリギリな感じで、所々の道標の表示で笹ヶ峰が近づいてきているが、実際はまだまだなんだよなぁ。。。と思いながらのラン。
牧場は、相当つらかった。
5A直前の牧場は、あと少しで乙見湖なのが分かってるんですが、森の中のスピード感とは全く違って、よりダラダラしてしまう。心の弱さが出てきてると思いながら、ランとウォークを繰り返し繰り返し。。。
キャンプ場に入ると、イベント中なのか、人がわんさか。5Aが近いっ!って分かってきたので、走るが、これも人が見てるし。。。みたいな自尊心で走れてる気がする。それ以前に、自分だけでは追い込めない自分がいるってことで、今から思うとなんとも弱い自分に情けない。。。
#5A(66km)
サポートメンバー合流。
「遅い!」とペーサーさまに言われながら、実はここからけっこう冷えていたし、
夜になるギリギリ、17時くらいに着いたので、着替えは厚着に。
やっぱり、50km以降の熱生産力に問題があるのか、ちょっとこの辺どうすれば良いか
対策を練りたいところだなぁ。。。
ARC'TERYX MOTUS T
ARC'TERYX ACCELERO JKT
SKINS A400 halfタイツ
C3-fit パフォーマンスゲイター
靴下もx-socks ランエナジャイジャーから変更して、
patagonia ultra Light アンクルソックス
inov8 x-taron212
に履き替え。これは、6Aまでの道がぐちゃぐちゃポイントなので、
ここを楽に行きたいので、タロンで。
キリアンザック Salomon Advanced Skinに変更。
ライトは
BD icon
GENTOS GS-500
総計650ルーメンw
頭も、サロモンのバイザーから、サロモンのメッシュのXTバンダナに。
アイウェアもクリアのレンズに変更してみました。
#5A~6A~7A
この辺は、ペーサー様のおかげで、かなり調子良く走れた!
エイドごとが1時間を切っていたので、3A~5Aの遅れを引きずることなく、
完走ペースでした。
5Aからは、レースでは2回目。プライベート、イベントを含めると
昼は4回、夜は2回走っているので、だいぶ気も楽に走れました。
装備面も問題なく、7Aまで。
かなり、気分も軽く、脚も軽く走れていたので3A~5Aが悔しかった。。。
#7A~8A
この辺から、ペーサー様のストレッチが長くなり、ちょっとアクタさんを
エイドで捕まえたりで、ちょっと膝が痛い様子。
実際、硯石のところで、だいぶペースダウンしたりしていた。。。
僕の方も、ゆっくりすると、カラダが冷えだして、足の裏が痛い。。。
#8A(92.2km)
ここまで、来ました。
二人とも満身創痍だったのは、間違いなく、アシスタントにあうも、
化繊ジャケットを着込み、そばを食べ、ヒーターに当たるので精一杯。
アクタさんに足裏が痛いと色々してもらうけれど、どんどん痛みは増すばかり。
足をひきづって、一度、タイム計測の場所を通り抜けて、どうするか考えて。。。。
リタイヤを選びました。
あとは、瑪瑙山をのぼって、おりて、林道なのはわかっていたのですが、
足を付くのも痛く無理でした。。。
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