2012/04/04

信越五岳2011

今更ながら、書き終わりました。一応上げておきます。

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92.2km地点で、リタイヤしました。

理由は、色々。

走りきれなかったのでは、無く。

自分からリタイヤを


『たられば』は書かないようにします。

■そもそも、どんな作戦だったか

Start-3Aまでは斑尾でほとんど知っているところテンション上がるところ

なので、気分は上々に、一方で積極的に「抑え」のペースで延々と。

3A-5Aまでは、全く走ったことがないので、

主観斜度センサーで走る斜度なのか、歩く斜度なのかをコントロールするイメージ。

5Aに、16時着予定にしてました。

5A-6Aは、ペーサーと会えれば元気だろうと思って、あんまり意識しませんでした。

どうせ足場悪いし、ここでケガしても。。。なので、ペーサーとのペースのリンクを

テーマに走るでした。

6A-8Aは、ガッツリ走れるし、ペーサーともこの永きにわたる運命を受け入れた後なので、

2時間以内で8Aに着けると思っていたので、6Aの到着が21時前であれば、

タイム的にはOKだと思っていました。

8A以降は、根性。昼夜会わせて5回登ってる瑪瑙山。どうせ辛いけど、

終わりが分かっているので、8Aからスタートできれば、行けると思っていました。

■実際には。

# Start ~ 1A(18km)、2A(23km)

実は、スタート前に装備を変更。

Patagonia Air Flowではなく、ARC'TERYX Phase SLへ。


とにかく積極的な歩き。スキー場は相手にしない。朝焼けで感動してるくらいが良いと思っていました。

下り気味のシングルトラックとか、アスファルトとか、直前に芦屋の鍼灸のとい先生と話していた

キリアンの走り方、重心を下部に安定させて、頭の位置を変えないで省エネかつ、最短距離の移動で

遅くはない下り方を。平地は、ジョグ以上では絶対走らない。

だいたい3Aまで、芦屋のお友達と横浜のお友達と走っていたので、ツールドフランスみたいに

トレイン組んで、誰かがペース作りながら、後から「抑えて」とか言う感じで結託してました。

バンバン抜かされてると思いきや、すっごい人数の人を連れて走っていることに気づいたのですが、

これだけの人数の人が

「これを抜いたら、オーバーペース」

「これより遅いのは不安」

ってペースだったか?と思うと、だいぶ成功だったかなと思います。

斑尾の登りも、『歩いてて回復する』レベルで歩いて行きました。

2Aの時点で、周りの人たちの試算から30分の貯金。

僕は、タイム気にしてませんでした。キタタンから適当なタイム設定はしないと

決めていまして。。。追われて、序盤飛ばしてしまいがちなので。。。

2Aのアシスタントポイントで、着替え。Patagonia Air Flowのsleeve lessへ。

関川の時点で暑くなることを信じて。

横浜のお友達が早々と旅だってしまうなか、ベスパ、 ZENなどを入れる、

2A用のエネルギーを摂取して、水の汲み替えなど、かな様にやっていただいて

混んでるエイドは無視して、次へ。

#2A(23km)~3A(38km)

シングルトラック、そして、去年の斑尾50Kの魔の袴岳。

走りやすいけど、ジョグでも気持ちいいからこそ、芦屋勢との結託して話しながら

進みました。ぬかるみも、NewBalance MT101GTEは確実にグリップ。inov8 タロン212よりは

グリップしてなかった気がしますが、ソールが固い分、楽に走れてたかな?と。

ここまで、全く長くも何とも感じずに、3Aに到着。

むしろ、2A~3Aは、今までの斑尾50Kの思い出と、しりとりしながら走ると

ペースが早くなってしまうという発見をして、3A。

3Aでは、MRHCのペーサー、アシスタントのみんなが出迎えてくれて、

少し休憩。トマト食べて、ZEN、ベスパ入れて、関川初体験へ。

#3A~4A

大腿四頭筋、腹斜筋あたりがシビれてきた。。。

関川、今までいっしょだった、MRHCのメンバーに全くついていけない。。。

脚が上がらず、歩く、ジョグとも呼べないトボトボ走るしかできない。

なぜ?なぜ?

と、思いながら進むことだけ考えて、歩いたり走ったり。

ここで、ちょっと寒くなった。スリーブレスにせんでもよかったか?

montain スリップストリームJKTは持っていたので、着て寒さ対策。

この時間から、心拍が上がってないと寒くなる感じ。

土管の急登。びっくりした。

これも、登りながら回復できるくらいの歩きで。

結果、3Aから4Aまでで、腹斜筋は痛くなりだし、モモは痺れたまま。。。

4Aに入る。

アクタさんっ!見つけると、「あっ!彼女にペーサーやらせる、ひどいヤツだ!」

なんて、アクタさんに言われたりして、カラダのコトを伝えると、

腰のそれ、外して楽になったら?って言われて、外してみると、スっとしてきて。。。

思えば3Aで止まっている時に一度ウェストベルトはずして、

「これから、関川っ!」なんて気合入れて締め直した。。。時間が経って、

腹圧下がって、内蔵下がってきて締め付けたか。。。長く走るとこうなるってコトを

知らない経験不足。。。

4Aでは、別のメンバーのサポートにむかっていたため、サポートメンバーには会えなかったものの、アクタさんに腹筋へのテープ、ふくらはぎへのテープと、お土産(笑)と、「誰よりも荷物背負ってないんだから、行けるでしょ?」のおコトバをもらい、ペーサーかなさまの待ってる5Aへスタート。

#4A~5A

あんまり覚えていない(笑)

ただ、スゴく長かったコトを覚えています。4Aのスタートが15時近かったので、16時に到着は無理と判断。

17時に着けるか?と思い、痺れがとれたものの動きの悪い腹筋、大腿を無理やり動かしながらのスタート。

あまりペースをあげられず、エネルギーもかなりギリギリな感じで、所々の道標の表示で笹ヶ峰が近づいてきているが、実際はまだまだなんだよなぁ。。。と思いながらのラン。

牧場は、相当つらかった。

5A直前の牧場は、あと少しで乙見湖なのが分かってるんですが、森の中のスピード感とは全く違って、よりダラダラしてしまう。心の弱さが出てきてると思いながら、ランとウォークを繰り返し繰り返し。。。

キャンプ場に入ると、イベント中なのか、人がわんさか。5Aが近いっ!って分かってきたので、走るが、これも人が見てるし。。。みたいな自尊心で走れてる気がする。それ以前に、自分だけでは追い込めない自分がいるってことで、今から思うとなんとも弱い自分に情けない。。。

#5A(66km)

サポートメンバー合流。
「遅い!」とペーサーさまに言われながら、実はここからけっこう冷えていたし、
夜になるギリギリ、17時くらいに着いたので、着替えは厚着に。
やっぱり、50km以降の熱生産力に問題があるのか、ちょっとこの辺どうすれば良いか
対策を練りたいところだなぁ。。。

ARC'TERYX MOTUS T
ARC'TERYX ACCELERO JKT

SKINS A400 halfタイツ
C3-fit パフォーマンスゲイター

靴下もx-socks ランエナジャイジャーから変更して、
patagonia ultra Light アンクルソックス

inov8 x-taron212

に履き替え。これは、6Aまでの道がぐちゃぐちゃポイントなので、
ここを楽に行きたいので、タロンで。

キリアンザック Salomon Advanced Skinに変更。

ライトは

BD icon
GENTOS GS-500

総計650ルーメンw

頭も、サロモンのバイザーから、サロモンのメッシュのXTバンダナに。
アイウェアもクリアのレンズに変更してみました。

#5A~6A~7A

この辺は、ペーサー様のおかげで、かなり調子良く走れた!
エイドごとが1時間を切っていたので、3A~5Aの遅れを引きずることなく、
完走ペースでした。

5Aからは、レースでは2回目。プライベート、イベントを含めると
昼は4回、夜は2回走っているので、だいぶ気も楽に走れました。

装備面も問題なく、7Aまで。
かなり、気分も軽く、脚も軽く走れていたので3A~5Aが悔しかった。。。

#7A~8A

この辺から、ペーサー様のストレッチが長くなり、ちょっとアクタさんを
エイドで捕まえたりで、ちょっと膝が痛い様子。

実際、硯石のところで、だいぶペースダウンしたりしていた。。。

僕の方も、ゆっくりすると、カラダが冷えだして、足の裏が痛い。。。

#8A(92.2km)

ここまで、来ました。
二人とも満身創痍だったのは、間違いなく、アシスタントにあうも、
化繊ジャケットを着込み、そばを食べ、ヒーターに当たるので精一杯。

アクタさんに足裏が痛いと色々してもらうけれど、どんどん痛みは増すばかり。
足をひきづって、一度、タイム計測の場所を通り抜けて、どうするか考えて。。。。

リタイヤを選びました。

あとは、瑪瑙山をのぼって、おりて、林道なのはわかっていたのですが、
足を付くのも痛く無理でした。。。

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